top of page

SHUHEI MATSUYAMA

TouchDesignerでOSCを使う

TouchDesignerでOSCを使って、スマホと連携させる方法について解説します。

TDでは非常に簡単にOSCを使うことができます。

ここでは、スマホを使った連携を例に取り上げますが、もちろんその他のデバイスや、フレームワークとのOSC通信も可能です。

今回はTOUCH OSCというアプリを使って、スマホをコントローラーとして、TDをコントロールする方法を紹介します。

TOUCH OSCは有料のアプリケーションですが、OSCを飛ばせるものであれば、どんなものでも大丈夫です。

まず、スマホでOSCを立ち上げます。

スマホはwifiに接続しておいてください。

OSCの送信先のアドレスを設定します。

PCのほうのIPアドレスを、コマンドプロンプトで、ipconfigを使って読みだします。

TOUCH OSCに送信先のアドレスとして、IPv4アドレスを入力します。

Hostの欄にアドレスを入れます。

Port(outgoing)欄が出力先のポートです。 デフォルトで、8000になってます。このままで大丈夫です。

これで、TOUCH OSCの送信準備が終わりました。

次にTDの受信の準備です。

OSC In CHOPを作成してください。

上から3番目のパラメーター「Network Port」のポート番号をTOUCH OSC側のOutgoing のポート番号に合わせてください。

TOUCH OSCのボタンやフェーダーを動かしてみてください。

上の画像のように、OSC in CHOP内に、チャンネルが作成され、OSCが受信されます。

OSCをTouchDesignerから送信する場合は、OSC out CHOPを作成し、送信先の「Network Address」と送信先のポートを設定するだけです。

送信したいCHOPをOSC out へ接続すれば送信されます。

OSCについては、CHOPだけなく、DAT (OSC in DAT, OSC in DAT)を使って通信することもできます。

DATの方は、コールバックを使うこともできるため、より高度な処理をする際に便利です。

TouchDesignerでのOSCの使い方については、以上です。

今回は、スマホとのOSC通信を取り上げましたが、OSCが使えるものであれば、なんでもTouchDesignerとつなげることができますので、強力なツールになります。

TouchDesigner
     チュートリアル
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page