TouchDesigner Regular workshop vol.003
7/2 デジタルハリウッド大学さんにて、
TouchDesigner Regular workshop vol.003を開催しました。
今回も多くの方に参加していただきました。
今回のテーマは「TOP」について掘り下げるでした。
TOPとは、Touchdesignerで2次元画像を扱うノードです。
エフェクトをかけたり、画像処理をしたりということが可能です。
Touchdesignerは3DCGなど、より多くのことができますが、2D画像の処理だけでも、多くのことができます。
今回はここに焦点を置いた内容としました。
今回のワークショップは2部制で、
第一部は初心者の方、経験者の方に分けて行いました。
初心者向けのワークショップでは、
ゼロから始めるTouchdesignerというような内容で、画面の見方から、スタートするような内容になりました。
講師は、金久保さんがやられました。
経験者コースでは、TOPでアニメーションを作るというテーマで画像を動かして、アニメーションさせる内容でした。
私の過去の作品の中でこの手法を使ったものを例にして進めていきました。
下の動画は「Emilio Pucci 2016 BEACH COLLECTION POP-UP STORE」での展示です。
Kinectが画面下にあり、人が近づくと、魚たちが人の周りによってきて、人についてくるという展示です。
この展示での、魚のアニメーションはすべてTOPとCHOP(波形)だけで作っています。
この手法について説明し、実際にアニメーションを作っていきました。
ワークショップ内で実際に作ったものは、以下のものです。
数式や、波形でアニメーションさせるという考え方は、プログラミングの経験のない方にとってはなかなかとっつきにくい内容ですが、ここが理解できるとぐっとレベルアップできると思います。
あと、今回のワークショップでは、ライブ配信も行いました。
新しい試みですが、ワークショップに参加できない方でもあとからアーカイブをみることで内容を勉強できます!
以下のURLから見れます!
https://www.youtube.com/watch?v=kTUo2U-nzUY
後半、第2部はTOPを使った画像処理です。
具体的には、漫画カメラっぽいものを作りました。
PCについているWebカメラを使って、リアルタイムで画像を加工します。
前半で登場した、アニメーションも利用して、演出を動かしたりもしました。
TOPに関しては、とにかく、つないで試してみましょう!という感じです。
たくさんのノードがありますが、それぞれの役割は、試していくしか、勉強する方法がありません....
今回は、3時間と比較的短いワークショップでしたが、なかなか濃い内容になったと思います。
最後は記念撮影、勝手に、TouchDesignerのポーズを発明しました!(タイムではありません)
次回は、未定ですが、また、やりたいと思います。
要望があった内容は3DCG, VRです。 この辺の内容でやりたいなーと思っています!